賑やかな沖縄のメインストリート、国際通りから少し離れた裏路地、通称「裏国際通り」。おしゃれなカフェや個性豊かなこだわりの雑貨店など様々なショップが点在している、地元の方や観光客にも人気の隠れスポットです。
今回は、人気の3つのストリートからおすすめのショップをいくつか紹介致します。
【ニューパラダイス通り「tuitree」】
県庁前駅、美栄橋駅、牧志駅の各駅と国際通りの中心辺りにある「ニューパラダイス通り」。正式名称は「新成通り」ですが、地図にもパラダイス通りあるいはニューパラダイス通りと記載されており、長さは約400m程の通りです。
ここのおすすめのショップは「tuitree」。築50年の民家を改装した雑貨屋さんで、琉球漆喰や流木、ヤンバルの榎の木で作られています。
染織家のオーナーがセレクトした、沖縄在住アーティストの工芸品や手作り雑貨、オーガニック食品、陶器や金細工アクセサリーといったかわいいアイテム、手染めの手ぬぐいなど多くの雑貨がそろっており、お土産用にも自分用にも楽しめるお店です。ぜひ訪れてみてはいかがですか?
【桜坂通り「ふくら舎」】
平和通り商店街に隣接する歓楽街、「桜坂通り」。名前の由来は、以前、この坂に桜並木が有ったからとか言われています。全盛期は1960年代で、キャバレーやスナック、バーが立ち並び、沖縄一華やかな歓楽街として発展した通りですが、今では古びた建物の哀愁を感じさせる街並みへと姿を変えており、最近は古い建物を再利用したオシャレなBarなども増えてきて、じわじわと大人の遊び場として人気を集めています。
ここのおすすめのショップは、桜坂劇場内に併設されている雑貨店「ふくら舎」。1階は書籍&雑貨、2階では工芸品を販売しており、とくに伝統的なやちむんや琉球ガラスなどは、豊富な品ぞろえで、沖縄県内のアーティストの作品なども充実していて、沖縄生まれの手仕事を広める店です。通りを昔の街並みを想像しながら歩きながら訪れるのもいいかもしれませんね。
【浮島通り「churaumi」】
国際通りのちょうど真ん中あたりの裏路地に入った小さな通り「浮島通り」。名前の由来は、かつて「浮島ホテル」という名のホテルがあり、こう呼ばれるように。ノスタルジックな600mほどの通りに戦後から営んできた古い商店や、おしゃれなカフェや個性豊かなこだわりの雑貨店、セレクトショップなどが立ち並んでいます。
ここのおすすめのショップは、「churaumi」。アクセサリー作家、清水一余さんの工房兼ショップで、「毎日の暮らしがほんの少し楽しくなる」というテーマのもと、シンプルながらも存在感が光る天然サンゴやパール、ターコイズブルーのトルコ石といった海をイメージさせる素材を使用したアクセサリーは、一点ものを含め500点以上がそろい、ふだん使いにもドレスアップシーンにもおすすめです。
見ているだけきっと時間を忘れてしまうようなアクセサリーばかりですので、沖縄を訪れた際には見に伺ってみてはいかがですか?